Monday, September 12, 2011

ライブペイント in 北京






色々もっと北京について書こうと思ったけれど、本命のライブペイント後回しにするよりか、びしっと伝えたほうが良いと思って、ライブペイントの模様をお伝えします。

一番最初に言った感じで、とりあえずスケジュールにかなりの変更がしょうじ、3日間で24時間ペイントする(1日8時間)っていうスケジュールから、たったの1日で終了させる(8時間)というタフなスケジュールに。

今回一緒に北京で行動して一緒にペイントしたMHAKと一緒に、『ありえないっしょ〜』って日本語で会話。それももっと怖かったのが始まって1時間30分で、フィルムを撮っていた人が、『やばい、間違えて変なボタン押してた。。。間違えてスイッチ足で押してた。OFFッテタ。まじか〜』って死にたい的な顔して、俺たちに迫って、もう一度やり直す?って青ざめた表情で(たぶん首になるのが怖かったんだろうと思うけれど)、とりあえず、相手の反応を待ちつつ、『やり直すならやり直すよ』と。Shit happens, so we gotta live with that right?ってなぜか慰めている俺。どれだけやさしいのよと。でも、起きた事は起きた事だから、とりあえず、ベストを尽くしてやるしかないと。。。。でも実際それで2時間くらいロスして、あと6時間で最初からやりなおすって上からの命令が下ったときに、真剣にやばいと思った。しか〜し、4次元ファイルのプロが、バグったファイルを直して、実は撮れていた事が判明。走って抱きついてくるカメラマン。夜一緒に飲もうぜ宣言したけど、結局一緒に飲んでないし。

まあそんなこんな面白い感じでペイントをしていきました。


とりあえず、回りは全世界とテレビ中継しており、途中でインタビューがあったり。リハーサルやりまくったから、緊張は無かったけれど、逆にみんなの緊張を感じ取ったりしたりして。

まずは写真をどうぞ。



 塗り始め1時間半後



 映像が無くなったと青ざめた一瞬



 中心では世界中にテレビ中継(CISCOの人だけしか観れない変な中継)
















 MHAKと俺







 COLLABO ARTSのマネージャーJEFF。



今回衣装協力をしてくれたLevi's の恩恵がペイント(プライマー)にも。素敵な出会いでした。


今回のライブペイントのコンセプトはCISCO SYSTEMSのコンセプトの中に自分たちの想いを馳せるという形でした。正直自分たちで最初からビルドアップして作ったやつではないけれど、笑点みたいにお題を出されてそのお題に対して、自分たちの色をどれだけ発揮できるかは自分たち次第みたいな形で挑みました。Martial artsを入れて欲しいという要望もあったりして、どうしてもfigureは描きたくなかったけれど、それはCISCO SYSTEMS BEIJINGとしてどうしても外せなかったらしく、考えに考えて、トレースを使用しました。
でもMHAKとやっていて、今までのライブペイントよりすごく集中できて、お互いの波長を合わせてペイントできたのが時間内にできた一番の要素なんではないかなと思います。

ライブペイント:2003年からずっとやってきて、思うこと。自分一人でライブペイントやるのはもうあまりしたくないけれど、一緒に誰かとやることで得られる事は毎回違い、勉強させられることばかり。あと、ライブペイントをやる前までが一番面白い。色々な事を話し合って、すっごい仲良くなって、言える事を言えるまでなって、お互いの芸術観を話し合って、そういった中で見える事って一人でペイントしている時とはまた違って形で自分の糧になると思います。

ただ、こういう企業とのコラボレーションをして、芸術の魂がとか、お金に目がくらんだとか、企業のいいなりとか、想像する人はたくさんいると思う。それは人それぞれの考え方があるから別に良いけれど、俺の考え方は最近しっかししてきた。


WORK TO EAT, PAINT TO LIVE っしょ



だけど、今までコラボした企業とか、スポンサーついてくれるところとか、住んでたところとか、人間として出会ったところとか、全て自分の人生において関係あるところしかない。YAHOOだって、前住んでいたシリコンバレーの会社だし、CISCOだって完全サンフランシスコだし。衣装協力もstussyはサンフランで個展やったし、levi's は昔サンフランで個人契約でメッセンジャー配達してたし、なんか繋がってるなって。