Tuesday, May 31, 2011

@SPACE X in NAGOYA








5月の後半に1週間ほど、名古屋の愛知県芸術文化センターのSPACE Xという場所にて、グループ展を致しました。場所に関してはとても厳かで、規則がとても厳しいところでしたが、そのようなところでも自分の表現がどのくらいできるかという形での表現でした。

全ての部品(段ボール)は、愛知県の実家に眠っていたものを使い、アレンジした形です。福岡、東京、そして愛知にて同じ段ボールで違う表現ができるのが自分の作品の見所だと思っています。あるときは、大きなモンスターになったり、あるときは、アブストラクトになったり、あるときは、自然を表現したりと。。。今回は自分も驚きましたが、段ボールを入れてあった袋が『福島』の米袋でした。制作の時点で本当は、何かモンスターを作ろうと思っていたのですが、その袋を見たとたん、突如と今の問題を表現したくなり、そしてなんとかして愛知の人たちにそれだけ深刻なのだという事を言いたかったのもあるかもしれません。愛知の電車は暑くもないのにクーラーがフル稼働で凍えるようで、お店も凍えるようで、電気も付けっぱなし、同じ日本に住んでいないような楽観ぶりを見せつけられました。そのような中、少しでも考えるきっかけになってくれればと思った次第です。