Thursday, March 10, 2011

THE GRIME world tour








THE GRIMEというニューヨーク/ブルックリン発祥のブランド&フィックスギア・フリースタイル・プロフェッショナルライダーたちが日本にこの春上陸します。

昨年から彼らの日本マーケットのマネージメントをしています。

なぜアーティストの僕がブランドのマーケティングや、PRなどビジネスをするのだろうか?とお思いの人もたっくさんいると思います。アーティストとは作品を作り続け、岡本太郎のように爆発しちゃうような発想を持つ人はたくさんいると思います。

理由はいくつかあります。

1)彼らの生き方がサンフランシスコにいたときの僕の生き方と全く同じだから(今でも国は違えど、考えや、やりたい事などが同じであるため)

2)そのような生き方を彼らのブランドを後押しすることによって表現したいと思ったから。

3)ビジネスという観点をとことん学んでみたかったから。

4)育った街、刈谷市という場所を有名にしたかったから(サイドカーさんがTHE GRIMEのディストリビューターなので)

5)彼らのブランドコンセプトと僕のアートコンセプトがものすごく近いものがあったから。

6)メッセンジャーというバックグラウンドがあるから

などなど言いだしたらキリがないです。


THE GRIMEと聞いて、は?と思う人はこの世の中の99.9999999%の人は思うでしょう。しかしこれだけは知って欲しい。彼らは、貧しい環境の中自分たちでやりたい事をとことんやり、その実力で世界一のライダーになり、そして自分たちで使うものは自分たちでデザインし、作れるものは作ってしまうという底力が見受けられるのです。こんな時代にここまで世の中の流れとは全く違うルールの無い、無法地帯で前に進む彼らは、今この時代に一番必要とされている存在なのかと痛烈に感じます。生きるという事を彼らの行動、そしてブランドを通して感じてもらえたらと思っています。

良くアメリカ人の彼女と話すのですが、この日本国は知れば知るほど、THE PROGRAMED COUNTRYと言えるほど、洗脳された社会です。そして、今その洗脳社会が崩壊に至り、その先をどうしていいか分からない人ばかりで先が見えない状態になっています。ルールに従いすぎる事の怖さを今みなさんは分からないまま感じているのではありませんか?

このTHE GRIMEというものすごいパワーを持った人間をしっかり自分の記憶に焼きつけて欲しいと思います。自転車というカテゴリーなどはどうでもいいのです。その素晴らしさは彼らの生きる行動に全て凝縮されているのです。

4月7日〜17日まで名古屋、東京、横浜とワールドツアーの最後である日本を回るのですが、ただの自転車として見るのではなく、彼らの生き様を感じてください。

スケジュール詳細